2025/03/14 18:00
体験談から始めます。
(始まり〜)
あるコーヒーショップに行きました。
レジで店員さんがコーヒーについて
とっても詳しく説明してくれます。
生産国、品種、精製プロセス…。
感じるフレーバーも細かく説明してくれました。
私は、店員さんのおすすめを注文。
コーヒーが運ばれて、飲みました。
美味しかったのですが、
私の中にもやもやしたものが。
私は、コーヒーを飲みながら
読書でもしようかな〜と思っていました。
あのときの気持ちをそのまま言うと、
コーヒーが読書の邪魔だったのです。
どう邪魔だったのか?
コーヒーの情報量が多くて、
そっちが気になってしまう…。
特に、フレーバーは言われたものを感じないと!
という答え合わせのような状態になりました。
もう読書どころではないですね。
文章を読んでも入ってこない〜。
(〜終わり)
という、経験をしました。
もちろん、
とても魅力的なコーヒーだった。
とも言えます。
だけど、そのとき私の率直な気持ちは、
コーヒーが邪魔でした。
同時に思ったことは、
「そうだ。邪魔にならないコーヒーを作ろう。」
そして、今に至ります。
なにも考えさせない。ストレスを与えない。
一口目に、「おっ」と思わせて、
二口目からは日常に溶け込んで欲しい。
例えば、本のページをめくることだったり、
「そういえば〜」という会話だったり。
『最高に普通のコーヒー』
これを表現したいな〜と思いました。
今回は何だか長くなってしまいましたね。
ただ、この経験が「自分のコーヒーを作ろう」
と思ったきっかけです。
No Noise Coffee Roastery "私"より